与野党の垣根を越え、日本の立て直しを図るとして高市早苗総理大臣のもと、参政党の神谷宗幣氏、れいわ新選組の山本太郎氏、立憲民主党の原口一博氏が入閣するというシミュレーション。いずれの方も、国民の意見をしっかりと聞き（小泉進次郎氏のようなポーズでなく）、今の日本の現状を把握しています。
この3氏、異なるイデオロギーを持ち、衝突もあるかも知れませんが、今は荒療治が必要なときです。この異色の組み合わせこそが多様性ではないでしょうか？
現実を直視できない公明・共産、社民の福島党首、立民の野田代表などは論外、もちろん松下玲子議員も。
本稿では、3氏の入閣による「希望の可能性」と「課題」を検証します。
高市早苗総理と原口一博・山本太郎・神谷宗幣の政治的背景と役割
高市早苗（自民党、第104代内閣総理大臣）
64歳のベテラン政治家。自民党内で右翼・保守派の象徴で、安倍政権時代に経済安全保障担当大臣を務め、軍事強化、伝統価値の復興を主張。女性初の首相として注目され、党内の支持基盤は強い。政権の基軸として、外交・安保政策をリードする役割が想定される。
原口一博（立憲民主党衆院議員、入閣想定：総務省・厚労省？）
立憲民主党所属だが、党内で独自路線を歩む。コロナワクチンの副作用（コロナから副反応と言い換えられた）により癌発症。ワクチン批判、ウクライナ問題での独自見解で知られ、改憲派の側面も持つ。政権では、アメリカのロバート・F・ケネディ・ジュニアのような役割を担う可能性。外交や地域主権推進など多方面に知見が深い。
山本太郎（れいわ新選組代表、入閣想定：復興庁・環境省？）
左派のポピュリストで、消費税廃止、財政出動、脱原発、労働者支援を政策の柱とする。れいわ新選組は気候変動対策やグリーン・ニューディールを推進。草の根での迅速な行動力には定評があり、国民の期待は大きい。経済格差是正や社会保障の改革を担う可能性も。
神谷宗幣（参政党代表、入閣想定：文部科学省・デジタル庁？）
「日本人ファースト」を掲げ、反移民、教育改革、憲法改正を主張。高市早苗氏とほぼ同じ。神谷自身は伝統価値の復興を強調し、トランプ大統領のスタイルに影響を受けている。この政権では、発信力と日本文化重視の姿勢を大いに発揮してもらいたい。保守政策の推進役として高市と連携しやすい。
この組み合わせは、右派（高市・神谷）と左派（山本・原口）の混在で、与野党の垣根を越えた「オールスター内閣」のイメージとも捉えられます。X（旧Twitter）上でも同じような理想内閣のドラフトが散見され人気の高さがわかります。すなわち、国民の信頼を得る努力を摘み重ねてきた政治家ということです。彼らは皆、WLBなんぞとっくに捨て去り、それこそ馬車馬のように働いてきました。居眠り議員や記念撮影、美容整形に余念のない輩とはモノが違います。
日本中に希望を与える限りない可能性
この政権が実現すれば、多様な視点が融合し、革新的な政策が生まれる可能性があります。以下は主なメリットです。
①経済・財政改革の加速
高市早苗氏の減税志向と山本太郎氏の消費税廃止が合わされば、国民負担軽減が進むのは間違いありません。神谷宗幣氏の「日本人優先」政策と原口一博氏の地域主権推進で、中小企業支援や地方活性化が強化され、デフレ脱却に向けた大胆な財政出動が可能になります。Xでは「高市早苗氏が首相になったら消費税減税を最優先」との神谷発言が話題になりました。
②安保・外交の多角化
高市早苗氏と神谷宗幣氏の保守路線で軍事強化が進む一方、山本太郎氏の脱原発・平和主義と原口一博氏の独自外交がブレーキ役として適切な調和が保たれるでしょう。バランスの取れた「自立外交」が生まれ、米国依存からの脱却や中国、アジア諸国との関係改善が期待されます。
④教育・文化の革新
神谷宗幣氏の伝統価値復興と山本太郎氏のグリーン政策が融合すれば、持続可能な教育改革が進むでしょう。原口一博氏の陰謀論的視点が、情報公開やメディア改革を促すのは間違いありません。全体として、国民の多様な声が反映され、まさに「日本立て直し」の象徴的内閣が実現します。
Xの議論では、このような「夢の内閣」が「絶対日本が良くなる」との声があり、参政党の議席獲得後、高市早苗氏との連携が現実味を帯びている投稿が圧倒的です。（神谷氏は連立を否定しているが、個人としての入閣はあり？）
「日本立て直し内閣」の課題
一方で、イデオロギーの違いが深刻な課題を生む可能性を否定できません。現実的には目的達成と共に解散する短期政権との予想です。以下のような問題が予想されます。
イデオロギーの相違
高市早苗氏と神谷宗幣氏の右翼保守（憲法改正、軍事強化、反移民）的志向と 山本太郎氏の左派（反戦、脱原発）の対立
原口一博氏の独自路線（陰謀論、党内異端）
経済政策の違い
山本太郎氏の財政出動 vs 高市早苗氏の財政規律。消費税減税で一致するが、軍事費増大（高市・神谷）と社会保障拡大（山本）のバランスが崩れやすい可能性はあります。
党内・連立の現実性
これがいちばんの課題です。原口一博氏は立憲内で孤立気味であり、参政党と自民党左派が噛み合わない可能性があります。政権発足すらハードルが高いとの声もありますが、自民党の方々もしっかりと現実を認識して欲しいものです。
イデオロギーや方針の対立はあって然るべきで、その真っ向からの議論により、よりよい解答を得られます。また、原口一博氏が立憲民主党で異端扱いされるのは、高市早苗氏が自民党内で異端扱いされていたことと重なります。なぜ、異端扱いされるのか、それは信念を曲げないからです。そして、その信念を曲げない心の強さが、今回の総裁就任を引き寄せたのは言うまでもありません。
課題は逆に互いの制御装置としても働くため、肯定的に捉えることもできます。高市早苗氏が選ばれたことで、日本にも、久しぶりに自分の言葉でスピーチできる総理大臣が就任し、議論に値するまともな政治が始まると安堵する声が多数です。
【まとめ】課題は多いが、今は岸田・石破で壊された日本を立て直すとき！
この政権は、日本政治の停滞を打破する「希望の象徴」です。しかし、さまざまな障壁が立ちはだかるのは間違いないでしょう。一方で、そこを超えたところでの大団円としたら、四者【（高市・神谷）と（山本・原口）】がそれぞれ多様性の象徴として、テーマに応じたアクセルとブレーキを使い分けてくれるのではないでしょうか？
四者とも、間違いなく日本を愛し、国民最優先で活動してきた真の政治家です。この際、しがらみを捨てて一致団結して欲しいものです。
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