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【旧仮名遣い】「お」と「を」と「ほ」、「ふ」の使い分け・一覧表付

日本語
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旧仮名遣いの使い分けは、例外語を覚えさえすれば難しくありません。ここでは、「お」と「を」と「ほ」、「ふ」の使い分けとして、「を」を使う語一覧表からアプローチします。

「を」を使う語一覧表

「を」
名詞男・夫・雄・尾・緒・苧※(を)丘・岡・陸・陵(をか)荻(をぎ)桶(をけ)長(をさ)鴛鴦・鴛(をしどり)雄・牡(をす)遠方(をちかた)遠近(をちこち)伯父・叔父(をじ)男(をとこ)一昨日(をとつひ)一昨年(をととし)乙女・小女(をとめ)囮(をとり)斧(をの)叔母・伯母(をば)甥(をい)女(をみな)女郎花(をみなへし)折・時節(をり)折々(をりをり)大蛇(をろち)青・碧・蒼(あを)魚(うを)鰹(かつを)竿・棹(さを)十(とを)芭蕉(ばせを)丈夫(ますらを)操(みさを)澪・水脈(みを)薫・香(かをり)栞(しをり)紫苑(しをん)夫婦(めをと)
動詞犯す(をかす)拝む(をがむ)修む・治む(をさむ)怠る(をこたる)教ふ(をしふ)踊る(をどる)慄く・戦慄く(をののく)終る(をはる)喚く・叫く(をめく)折る(をる)萎る(しをる)
形容詞(形容動詞含む)可笑し(をかし)烏滸がまし・痴がまし(をこがまし)幼し・稚し(をさなし)口惜し(くちをし)しをらし嫋やか(たをやか)
副詞大抵(をさをさ)徐(やをら)
接頭語小(を)

※苧(を):麻の別名

「お」と「を」と「ほ」の使い分けのポイント

  • 上記表以外の語で、語の頭の場合は「お」となります。
  • また、語中・語尾においては「ふ」を遣います。
  • 動詞の意志・推量を表す「~おう」はすべて「はう」と書きます。

例:会はう・言はう・買はうなど(ハ行動詞未然形 + 推量の助動詞「む」)

特殊例:「ふ」が「を(Wo」と発音されるケース

名詞扇(あふぎ)葵(あふひ)
動詞仰ぐ・扇ぐ(あふぐ)仰向く(あふむく)倒る・斃る(たふる)

上記表の語はすべて「ふ」が「を(Wo)」と発音されます。

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