]日本的期待:从卡塔库马到绳文,再到令和,传承的和之心与理(事理)
Japan’s Expectations: From Katakamuna to Jomon, and into the Reiwa Era, the Inherited Spirit of Harmony and Reason.
カタカムナは、日本の超古代文明とされるもので、宇宙や自然の法則を記した80首の歌(ウタヒ)を含む文献です。 発見は1949年、六甲山系で楢崎皐月が巻物を見せられたことから始まりました。原本の在りかは不明ですが、稲作農業で「イヤシロチ」(エネルギーの良い土地)を見分ける方法や、自然循環農法、あるいは医学分野における音霊(言葉の響き)でエネルギーを整える方法などが提案されているといわれています。
以下では、カタカムナ発見の経緯と信ぴょう性、そして各分野の詳細について解説します。
カタカムナ発見の経緯と信ぴょう性
カタカムナ文献は、1949年に物理学者の楢崎皐月(1899-1974)によって発見されました。発見の背景は、兵庫県六甲山系の金鳥山で植物の生育状態と大地の電位の関係を調査していた際、地元の猟師・平十字(ひらとうじ)から、ある神社のご神体として代々伝えられてきた巻物を見せられたことに始まります。
この巻物は「カタカムナ神社」の神体とされ、楢崎はこれを20年以上にわたり研究、解読し、その内容を公表しました。調査期間は64日間で、平十字は楢崎が調査を中止したことに感謝し、自身の祖先が管理していた巻物を示しました。この巻物は、独自の文字で書かれた80首の「ウタヒ」(歌)から構成されており、宇宙の法則や自然の摂理を記したものとされています。なお、原本の所在は現在も不明で、楢崎が書き写した写本のみが残されています。
カタカムナ文献の構造と内容

カタカムナ文献は、80首の「ウタヒ」から構成されており、それぞれが宇宙の法則、生命の本質、自然の摂理などを象徴的に表現しています。以下に主要な内容を詳しく見ていきます。
カタカムナ文献の構造
カタカムナウタヒは、渦巻状に描かれた独自の文字(カタカムナ文字)で書かれており、中心から外に向かって読み進めます。中心には「八鏡(やつかがみ)」と呼ばれる円形の記号が置かれ、宇宙の中心を象徴すると言われています。
80首の中で、特に重要視されているのが第5・6・7首にかけてですが、ここでは5・6のみ紹介します。
第5首では「ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ」
と謳われ、
第6首が「ソラニモロケセ ユヱヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ」となります。
最後の「カタカムナ」の文字を抜いた1文字も重ならない48音は、まさしく現代日本語の「あいうえお」48文字と同じです。そして「ヒフミヨイ ムナヤコト」は数字の1~10に該当します。
カタカムナの具体的な内容
- :宇宙観:第5首から第7首では、宇宙の成り立ちや生命の本質が記されています。特に、第5首と第6首には日本語の48音が記載されており、これはカタカムナ時代にすでに日本語が存在していたことを示唆します。例えば「5=イ、6=マ」、つまり「今」の一瞬に48音すべての言霊が内包されていると解釈されています。吉野信子オフィシャルサイト
- 自然法則:カタカムナの哲学では、すべての存在が「カタ」(見えるもの)と「カム」(見えないもの)から成り、「ナ」(核)で統合されるという考えが中心です。これは、物質とエネルギーの統合を指し、現代の量子物理学の概念に似ているとされます。
- 人間と自然:カタカムナでは、人間は自然の一部であり、自然の法則に従って生きることが重要とされています。思念(考え)や言霊(言葉)が現実を形成するという思想も含まれ、カタカムナ ~神話の奇跡~では、これが現代のスピリチュアルな実践に活かされていると主張しています。
カタカムナ文献への疑念
カタカムナは超古代の高度文明の遺産といわれ、その概要情報をざっと拾っただけでも、日本の縄文時代が高度な文明を持ち、1万年以上を平和に暮らした謎と呼応します。先鋭的な研究者の間では、現代の科学(相対性理論、量子力学、原子転換)を超える知識が含まれているのではないかと、研究が進んでいます。
しかし、発見時期が1949年と比較的新しく原本の所在が不明なため、公的な学術学会では偽書と扱われることが少なくありません。また、カタカムナウタヒがあまりに抽象的で、古代の用語が多く用いられているため、解読に困難を要する点も疑念を生じさせています。
発見者の楢崎皐月とその後継者・宇野多美恵(1917-2006)が解読を行いましたが、完全な理解に至っているかどうかは不明です。2025年現在、吉野信子などが古記録や数霊(数に関する霊的な意味)を使って解読を進めています。
アシアトウアン ヒビキマノスベシウツシフミとは?
「アシアトウアン ヒビキマノスベシウツシフミ」は、カタカムナ文献の冒頭に記されている文で、文献の成立過程を示すものです。
この文は「アシアトウアンという人が文書を写した」と読める可能性があります。では「アシアトウアン」とは、と調べると播磨国(現在の兵庫県)出身の陰陽師・芦屋道満(あしやどうまん)ではないかとの説が浮上してきました。
芦屋道満とは?
芦屋道満といえば、平安時代の陰陽師であり安倍晴明のライバルとして有名です。道摩法師とも呼ばれ、安倍晴明が藤原道長お抱えであったことに対し、藤原頼光に仕えていたとされています。安倍晴明との呪術合戦で多くの逸話が残り、浄瑠璃や歌舞伎の舞台作品「芦屋道満大鏡(葛の葉)」などが有名です。
ちなみに、三重県志摩地方の海女が御守りとして身に着ける「セーマンドーマン」のセーマンは安倍晴明の五芒星に、ドーマンは芦屋道満の六芒星に由来するといわれています。
カタカムナ人と縄文人

カタカムナ文明は、実際のところいつからいつまでとはわかっていません。しかし、世界最古(4万~3万年前)といわれる局部磨製石斧が長野県の野尻湖遺跡から発掘され、千葉県ではおよそ34,000年前の100人規模の集落跡である環状ブロック群遺跡が発見されています。もちろん歴史教科書では語られることのない、はるか昔の高度な文明の証です。
一方で、近年脚光を浴びているのが、東北・北海道を中心とした縄文遺跡群です。こちらも約16,500年前と、教科書で習った世界四大文明よりはるか昔に、争いのない平和な時代が1万年以上続いたことが、ほぼ立証されています。
どちらも、日本列島に高度な文明が存在していたことを知らしめているのですが、教科書で語られることは少なく、ミステリアスな観光スポット扱いでしかありません。
しかし、カタカムナ人の英知が縄文人に受け継がれ、自然の理を上手く取り入れた、平和的で持続可能な社会生活を可能にしたとも考えられます。あるいは、亀ヶ岡遺跡で発見された有名な遮光器土偶は宇宙人であるカタカムナ人をモデルとしたとかの説もあります。
いずれにせよ、縄文時代の火炎土器や遮光器土偶に見られる高度な技術と繊細な表現力、そして自然の理に適ったライフスタイルと平和をこよなく愛する心情は、カタカムナ人と何らかの関りがあったとしか思えません。
そしてこの高度な技術と繊細さ、自然の理に適ったライフスタイル、争いを好まない心情は、間違いなく現代の私たちにも受け継がれているはずです。
参考資料:局部磨製石斧 – Wikipedia
亀ヶ岡石器時代遺跡|スポット・体験|【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI
恐るべきカタカムナ文明~目には見えない理なれど……

カタカムナ文献の内容は“自然摂理”に基づいた農法、物理、医学、哲学を通じて「生命の尊さ」を伝えるものです。
文献が発表された当時以上に、21世紀の最新科学、時代の要求を満たすような…傑出して先進的な科学書になっています。それはまさしく、欲に駆られた一部の権力者たちの企ててきた物質至上主義の社会が、人類を退化させたことに他なりません。ここでは、それぞれの概要を紹介します。
カタカムナの稲作農業~イヤシロチの見分け方
カタカムナ文献には、稲作農業に関する独自の農法が記されています。カタカムナの稲作農業は自然の法則に従った農業で、現代の化学肥料や農薬を使用しない完全自然循環農法です。具体的には、田んぼを開墾する際、笹木の根を掘り起こし、泥に砂を混ぜ、乾燥していない生の青草を肥料として使用する方法が推奨されています。これは、自然の相互繁栄の法則に基づくとされます。
イヤシロチの見分け方
「イヤシロチ」は、生命エネルギーが豊富で、植物や動物が健康に育つ土地を指します。電子が多く集まる場所で、地電流が高いとされます。その見分け方は、高い場所から見下ろしたとき、山の頂上と頂上を結ぶと格子模様が表れ、その線上にある木がよく育っている場合、そこがイヤシロチとなります。
逆に、谷と谷が交わる場所は「ケガレチ」と呼ばれ、植物が育ちにくいとされます。 イヤシロチは農業において理想的な土地とされ、重要視されてきました。
イヤシロチとケガレチの特徴
項目 | イヤシロチ | ケガレチ |
地電流 | 高い(電子が多く集まる) | 低い(電子が少ない) |
植物の成長 | 良好(幹が太く、葉が豊か) | 不良(育ちにくい) |
動物の健康 | 健康(病気少ない) | 不健康(病気が多い) |
人間の影響 | エネルギー充電、癒し効果 | エネルギー発散、疲労感 |
例 | 山の頂上付近 | 谷と谷が交わる場所 |
カタカムナと石器(カタカムナ57~64)
カタカムナ文献の57~64句には、石器の製作方法が記されています。そのイワカムナ(石工技術)によると、人間に生死があるように岩石も生死があるとされています。つまり、生きている岩は岩自体に電気磁気を帯び、成長もするのです。人間も、生きている間は電気磁気を発生させ、死んだ瞬間、電気磁気と回転エネルギーを失います。
学校の授業では、大きな巌が川の波にもまれながら流されていくうちに小さな石となり、さらに下流で砂になって地上に残ると習いました。確かに目に見える世界ではそうなのですが、カタカムナでは、エネルギーが見えないところで公転自転しつつ永遠に生きて、再び地球を巡って岩へ成長するメカニズムがあることを説いています。
その生きた石こそ、轍(てつ)よりも鋭利に磨かれて、現代人のように脳が退化していなかった古代人の大切な生活用品の一つとして使用されていました。
カタカムナ第57句は「目には見えない直感の物理であるが~」と始まります。「イワカムナ」と呼ばれる件であり、奥山の峰の水の湧きだすあたりに在るという生きた岩(成長する岩)を、川の流れで磨き、滝に落として砕きつつ、生命核(結晶核=電子みつ度)を持った石鎚や手斧、臼・杵・鍬などへ加工できると書かれています。
また「イワ」「イハ」「イシ」と、はっきり区別している点は見逃せません。
- イワ 火山岩のように電気的結晶をもたず渾然としたもの
- イハ イワが生成して結晶をもち電気の正反の出来たものすなわち結晶柱をもったもの
- イシ イハから掻きとられた欠片もやがて電気性が失われることは測定器によって証明されているが形としては電気性がなく河原にころがっているもの
カタカムナの製鉄法(第81~88)
カタカムナ文献、第81~88句では、製鉄法について記されています。概要は以下の通りです。
- 火山から溶出した純度の高い鉄を含む鉱石を{ホコネクシカネ、もしくはオロチホコカネ(オロチとは大蛇、ホコは火床・矛)}ホコやオロチのように奇しい形の鉄を意味する
- 山から吹き下ろす風を利用して(オロシ)
- 山の斜面に設けた炉(かま)で(ホムロギ)
- 鉄を含む鉱石を焼く(カナメヤキ)
- 塊が溶けて滴り落ちる滴下鉄(タメル)を溜める(タメルタメ)
- これが、溶鉱から冶金、精錬を兼ねた製鉄技法(カタシフキミチ)
たたら製鉄は、砂鉄を原料として燃焼、炉底は炭素埋設し炭素還元と水素還元を図る技法として古代から江戸時代にかけて発達した技法ですが、それよりはるか昔に、火山の鉄鉱石を焼いて作る技法があったということになります。また、赤泥(ソブ)を採取し、水分を飛ばしてベンガラに変え、木炭を用いて炉で製鉄塊を得るという、古代吉備国での赤泥の発見と製鉄の推定も関連付けられています。
おそらく、その流れをしっかりと受け継いでいるのでしょう。日本の製鉄文化は、鏡や勾玉、日本刀に代表されるように国際的に高い評価を受けています。
カタカムナと医学
カムナ医学は、量子物理学に裏付けられたエネルギー医学です。現代医学は物理的に臓器や細胞の異常を治そうとしますが、カタカムナ医学は臓器や細胞を作っている原子や素粒子にに直接働きかけて、空間の性質を変えます。カタカムナウタヒの謳歌が治療に用いられることが少なくありません。
世界はすべて「ペア」で成り立ち、宇宙は見える部分と見えない世界がメビウス状に合わさっています。そして、本質には創造神が内在され、それが私たちの意識として目の前のすべてを創っているのです。したがって、ほんの少し環境を整えるだけで身体も整います。
カタカムナ医学は、目に見えない世界の理ですから、立証することは困難です。しかし、古くからいわれる「病は気から」とか「痛いの痛いの飛んでけぇ~」とか、母親の唾で傷が癒えたりとか、まったく効果が無かったとは言い切れません。
【まとめ】カタカムナ再評価の背景
カタカムナは、日本の超古代文明とされるもので、宇宙の法則、自然の摂理、生命の本質などを記した80首のウタヒから構成されています。1949年に楢崎皐月が発見したとされ、農業、医学、哲学など多岐にわたる知識が含まれている文献です。
学術的に信ぴょう性が薄いとか科学的根拠が乏しいとの声がありますが、そもそもお金とやらに支配されている現代の三次元世界を超越しています。理解できなくて当然でしょう。
これまで生きてきて、自分の体や心が拒絶しているはずの事や物を、強制されたり、同調圧力に屈して受け入れたりして何だか自分から外れてしまったような経験はありませんか?私たちは、そうしたことを積み重ねてコロナ禍を受け入れ、令和を過ごしています。
カタカムナが再評価されているのは自然な流れです。